温度管理

マルチーズはとても飼いやすい犬ですが、それでも快適で安全に暮らせるように、飼い主は飼育環境に気を配る必要があります。
マルチーズを飼う上で、特に気をつけるポイントをおさらいしておきましょう。

マルチーズは、暑さにも寒さにも弱い犬種です。
毛がふわふわとしているので、暖かそうなイメージがありますが、シングルコートなので防寒には適していません。
マルチーズは温暖な気候のマルタ島原産の犬なので、寒さには弱いのです。
そして、小型犬の特徴として暑さにも弱いので、夏と冬は特に気をつけてあげる必要があります。
マルチーズが快適に感じる温度は、20度~25度程度。
夏や冬はエアコンなどで、快適な室温を保ちましょう。

散歩にでかけるときも、冬は洋服を着せて防寒し、夏は朝や夕方の涼しいときにお出かけしましょう。
室内犬としての歴史が長いので、お散歩もストレス発散や気分転換のために連れて行く程度で十分です。
時間にして20分くらい。
運動は、お家の中で遊ばせてあげましょう。

健康管理

マルチーズは遺伝的に目や耳の病気にかかりやすいので、注意してあげてくださいね。
目の病気では眼瞼内反症や二重睫毛を発症しやすいので、目を気にしているようなそぶりを繰り返すようなら、獣医さんに診てもらいましょう。

目や耳の病気以外でも、ホワイトシェイカードッグ病という病気にもかかりやすいといわれています。
白い犬がかかりやすい病気ですが、寒いわけでもないのに四肢が震える症状です。
生後5か月から3歳の時期に何の前触れもなく発症するのが特徴です。

また小型犬なので、食欲不振になるとすぐに栄養不足に陥って低血糖などになりやすいので、なるべく好き嫌いをさせないように小さい頃からドッグフードになじませておくことも大切ですね。

そして狂犬病等の予防接種を受けさせるのは、飼い主の義務として法律で定められています。
病気になってから治療を受けるのでは、ワンちゃんも飼い主も大変です。
病気を予防することが重要になります。
室内外なら5種の混合ワクチンで大丈夫ですが、ワンちゃんといっしょに山や川などで遊ぶことが多い場合は、8種混合を受けておくと安心です。

それから、マルチーズは年をとると心臓病を発症しやすいので要注意です。
10歳前後から、心臓の定期検診を受けることをおすすめします。

しつけ方

マルチーズは賢くて、飼い主に一途な愛情を注いでくれるとても可愛い性格です。
しつけで困ることが少なく、飼育しやすいのが特徴ですが、厳しくしつけるのは禁物です。
強く叱るとストレスを感じて、飼い主が見ていないところで悪さをすることもあります。
上手にできたときにしっかりと褒める。
褒めて伸ばすしつけを心がけてくださいね。