パピーカットの特徴

被毛の長いマルチーズの毛質の良さを、そのまま活かすことができるカット方法が「パピーカット」です。
パピーカットとは、まさに「パピー(=子犬)」らしさを全面に出した、可愛らしい印象のカット方法となっています。

本来マルチーズは被毛が長くストレートなのですが、それらを全体的に短めにカットして動きやすくしてあげるところに特長があります。
カットをするときのコツとしては、あまり真っ直ぐに切るのではなく、すきバサミなどで全体の長さを整えて、短くなりすぎない長さで統一してカットしてあげるということです。

被毛が大変長いマルチーズの場合、そのまま伸び放題にしておくとどうしても毛が絡まりやすくなってしまうので、あらかじめ短めにカットしてあげることでケアを簡単にできるメリットがあります。

ただし、すきバサミなどで長さを統一させないようにカットをしてしまうと、根本近くのカール気味の毛が逆に絡まりやすくなってしまうという問題が起こってしまいます。
マルチーズにパピーカットをするときには短いからと安心せず、きちんとブラッシングなどのケアをしてあげることが大切です。

パピーカットが向いているマルチーズ

パピーカットは口の周辺の毛を少し残して、あとは全体的に短めにカットします。
運動量の活発な子犬の時期にしてあげるのもいいですし、成犬になってからも十分に似合う見た目にすることができます。

マルチーズは他の犬同様に室内飼育をすれば約15歳くらいまで生きてくれるのですが、年齢が高くなっても基本的な性格に変化はありません。
賢く勇敢で落ち着きがあり、人間に対してなつきやすいということで、長く一緒にいることができやすい犬と言えます。

パピーカットは本来子犬に似合うヘアということになるのですが、マルチーズについては特に年齢に関係なく、いつでも似合うようにカットをしていくことが可能です。
そのままにしておくと長い被毛が、ばっさり短くカットされるので、犬にとっても動きやすく体が軽くなって、持って生まれた性格がより助長されるということもあるようです。

口元の毛を残すので見た目がミニチュア・シュナウザーやテリアのようにも見えるので、マルチーズを飼育しつつもあまりマルチーズすぎない雰囲気にしたいという飼い主さんにはおすすめと言えます。

マルチーズにも体の大きさが異なった犬種がいくつかありますが、パピーカットはどのサイズでもしっくりとなじむ基本的なカットです。
初めてマルチーズのトリミングを依頼するという時にもおすすめできます。

年間を通してでなくとも、夏の間の気温が高まる時期に体を動かしやすくするという目的でパピーカットをしてあげるのも良いのではないでしょうか。